岡林信康

岡林信康

彼は1946 年生まれですから団塊の世代なでしょうか。山谷ブルースで世に出て「フォークの神様」と崇められた歌手です。彼は牧師の息子で、自身も同志社大学神学部に席を置きますが、キリスト教の限界を覚え退学します。その後は歌手として生きて行きます。しかし、その過程は挫折と試行錯誤の年月です。フォーク、ロック、演歌と進み、その果てに日本独自のジャンルとして「エンヤットット・ミュージック」にたどり着くのです。西洋と東洋の融合。民族音楽の肯定。これがエンヤットットの意義でしょうか。

こんな岡林、わたしが主任を務める坂下教会がある「坂下町」に約一年住んだこともあり、何かしらの縁を感じています。数年前、彼が名古屋のライブハウスで2年続けてコンサートをしました。それに行きました。最初の年は満員でしたが、次の年は閑散としていました。宣伝がうまくいかなかったのでしょうか。ライブの質は優れていると思います。感動します。

岡林さんはライブの中で次のような言葉を述べました。

「諸君、沈むことを恐れてはならない。なぜ、沈むのか。それは浮かび上がるためなのです。これは宇宙の法則なのです」。励まされました。聖書の復活思想がここにあるのです。

また岡林さんは、人間の幸福についてこう述べていました。

「人間の幸せとは、どれだけ良い人間関係を持っているかどうかである」。

腑に落ちました。人間に限らず、存在するものはすべて「関係的存在」。

幸せかどうかは、ここにある。


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by buku1054 | 2015-06-11 18:17 | その他 | Comments(0)
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